加藤 千加子 自己紹介へ

【第2回】 地震が来たら、その家は大丈夫?

公開日:2026/09/03(木) 更新日:2026/09/03(木) 家づくりのこと日々のこと情報発信

【家にも健康診断を。】地震が来たら、その家は大丈夫?

家の健康を考えるとき、避けて通れないのが「地震」です。

日本で暮らしている以上、いつ起こるか分からない地震。

だからこそ、

「地震が来たとき、この家は大丈夫だろうか?」

と、一度考えておくことが大切です。

「建てたときは大丈夫」だけではなく、「今、大丈夫か」

新築したときには、もちろん必要な基準に沿って家が建てられています。

でも、家は完成した瞬間から時間を重ねていきます。

年月が経てば、建物の状態も変化します。

また、途中で増築や間取り変更などのリフォームを行っている場合は、建物全体のバランスや構造について確認しておきたいケースもあります。

だからこそ大切なのが、

「建てたときは大丈夫」だけではなく、
「今、大丈夫か」を考えること。
です。

家の「骨格」をチェックする

人の身体に骨格があるように、家にも建物を支える「骨格」があります。

柱や梁、壁などの構造がどのようになっているのか。

地震の揺れに対して、建物がどのように力を受けるのか。

そして、年月による劣化などがないか。

こうしたことを確認することが、耐震性を考えるうえで重要になります。

特に、築年数の経った住宅では、一度専門家に状態を確認してもらうことも選択肢のひとつです。

耐震診断という方法

「うちの家は大丈夫かな?」

と思ったとき、見た目だけで判断するのは難しいものです。

そこで行われるのが耐震診断です。

建物の状態や構造などを確認し、現在の耐震性について検討します。

診断をすることで、

「今の状態で問題がないのか」

「どこを補強するとよいのか」

など、これからの住まいについて考える材料になります。

耐震リフォームという選択肢

耐震診断の結果、補強が必要となった場合には、耐震リフォームという選択肢があります。

もちろん、住宅によって必要な工事は異なります。

大切なのは、

「不安だから、とにかくリフォームする」ではなく、まず家の状態を知ること。

そして、その家に合った方法を考えることです。

これからも住み続けたい大切な家だからこそ、安心して暮らせる状態を一緒に考えていく。

それが住まいの「健康診断」につながります。

地震への備えは、家族の安心につながる

地震は、いつ起こるか分かりません。

だからこそ、何も起きていない今のうちに、

「我が家の耐震性はどうだろう?」

と考えてみることが大切です。

家の「骨格」を知ること。

それは、家族のこれからを考えることでもあります。


次回予告

家の安心は、地震への備えだけではありません。

毎日の暮らしの中で感じる、

「寒い」や「暑い」

にも、住まいの性能が関係しています。

次回は、

「冬の朝、家の中が寒くありませんか?」

をテーマに、断熱やパッシブデザインについて考えてみます。

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