小川 薫 自己紹介へ

旬を食べよう《10月》

公開日:2025/10/14(火) 更新日:2025/10/14(火) 日々のこと情報発信

■あずき

あずきの赤は魔除けの色として邪気を払うといわれ、日本ではハレの日の行事や儀式で欠かせない食べ物でした。旬は10月から2月で、国内産の9割以上が北海道で生産されています。主成分は断水化物の糖質と食物繊維で、タンパク質も豊富。
ビタミンB群、カリウム、カルシウム、鉄などのほか、皮には抗酸化作用もありポリフェノールも含まれています。粒の大きさが揃っていて濃いアズキいろでつやがあるものが、おいしいあずきの特徴です。

あずきは今から6000年前の縄文時代の遺跡から見つかっていたり、1300年前の奈良時代に古事記書かれていたりと、大昔から食べられてきた植物です。寒さに弱く、連作すると病気になりやすいと言われているため広い農地がある北海道十勝が主な産地となりました。きっと寒さに強い品種に改良されたのでしょうね。

あんこの種類には「つぶあん」「こしあん」「つぶしあん」「小倉あん」とありますが、つぶあん・こしあんはわかりますが、つぶしあん→あずきをしっかり潰しながらも皮を残しておくのが特徴、小倉あん→こしあんやつぶあんに密で煮付けた”大納言あずき(あずきの中でも特に粒が大きく、煮ても皮が破れない)”
を混ぜ合わせてもの・・・だそうです。私はずっと「つぶあん」と「小倉あん」は同じものだと思っていました。

私は豆の中で一番好きなのは”あずき”です。そしてあんこはもちろんあずきの豆感を感じられる「つぶあん」が好きです。なので「こしあん」の入ったお菓子はあまり食べたいと思いません。つぶあん派か?こしあん派かで分かれますが、どうでしょうね、一般的にはこしあん派の方が多いのでしょうか?
皮にはポリフェノ-ルが・・・やっぱり”つぶあん”ですよね( `ー´)ノ  心ほっこり編集室:小川 薫

 

 

 

1ページ (全51ページ中)