石川 定 自己紹介へ

【富士弁講座 -第42回-『ひっぽらかす』】

2023/12/19(火) 日々のこと

今日は『富士弁講座』の第42回をお送りします。(心ほっこり平成30年12月号より)

富士弁講座(42)ひっぽらかす

12月に入り、TVや街角でクリスマスソングが流れ始めました。子供の頃の楽しい記憶のせいか、オヤジになった今でもクリスマス〜正月という時期はなんとなくワクワクします。加山雄三のように「師走(しあわせ)だなぁ〜僕は君といる時が一番師走(しあわせ)なんだ」と寒いギャグなど飛ばしちゃったりして(^_^;)

さて、今月の富士弁は『ひっぽらかす。「ほっぽらかす」はもう少し広いエリアで使われているようですが、生粋の富士っ子は『ひっぽらかす』と言います。意味は、放置する・投げ出す・ほったらかす・放り投げる・投げ捨てるというところです。

使い方としましては「大事なものをこんなところに、ひっぽらかしとくと、踏んじまうぞっ」とか、「お前は宿題をひっぽらかしといて遊んでばかりいやがって〜!」とか、「そこの雑草を引っこ抜いて、その辺に
ひっぽらかしといてくりょ〜!」なんて感じでしょうか(笑)

更に進化すると「ひっぽらかしといて」→「ひっぽらきゃ〜といて」となりますが、ここまでいくともうついて来れない方もいるでしょう(汗)どうやら富士の人は「ひ」が好きなようで、「ぶん投げる」の事を「ひん投げる」と言ったり、「しゃっくり」の事を「ひゃっくり」と言ったりしますね。それから何といっても「ひゃ〜」ですねぇ・・・「ひゃ〜」についての解説はまた改めて。

では又来年お会いしましょう。はぶ あ ぐっど いや〜♪


小川編集長から一言

今年最後の富士弁講座は、「ひっぽらかす」で締めくくりました。そうそう♪富士の人は、「その辺にひっぽらかしといてくんな〜」とか、よく言います(笑)それにしても、最後の「ひゃ〜」は気になりますねえ。だって、富士の人は「ひゃ~」をよく使ってますから(笑)さて、この富士弁講座も42回となりました。先生いわく、次から次へとどんどん出てくると。まだまだ続きますので、来年もこの富士弁講座をどうぞ宜しくお願いいたしますm(_ _)m

『心ほっこり』とは、弊社が毎月発行している 月刊ニュースレターで、家づくりのお得な情報から生活情報、スタッフ手書き(本音がチラホラ??)などなど様々なコーナーがあります。

 『富士弁講座』は、平成27年7月号-Vol.101-より新コーナーとして連載が始まり、令和5年ですでに90回を超える大人気コーナーに成長しています。

最新号をHPでも掲載しておりますが、このブログでも少しずつご紹介させていただきます。掲載時の時事ネタなども話題にされており、「そう言えば、あの頃そんなことがあったよね」と懐かしみながらお読みいただければ幸いです。 

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