石川 定 自己紹介へ

富士弁講座 -第63回-『およそ』

公開日:2025/09/16(火) 更新日:2025/09/16(火) 日々のこと

今日は『富士弁講座』の第63回をお送りします。(心ほっこり令和2年9月号より)

富士弁講座『およそ』

はろ〜えぶりばでぃ。立秋が過ぎても、処暑が過ぎても、暑い日が続いています。お腹の弱い私は冷たいものを大量に飲んだり食べたりすると、すぐに!秒で!ピ〜ヒャララになってしまいます。カップのアイスも1個を3回位に分けて食べるため、残りを冷凍庫で保存しておくと、みんなに「じゃまなんだけど!食べちゃってよ!」と毎回文句言われてます。

さて、今月の富士弁は『およそ』です。

一般的に使われる「およそ」は、数値を大まかに表現する時の「およそ100人」(約100)という使い方ですが、富士弁の『およそ』は「大抵」「多くの場合」という意味で使います。例えば「あんたが車洗うと"およそ"雨が降る!」とか「あんまり食べてないのに、体重減らないんだよね〜って言ってる奴に限っておよぞ"間食が多いんだよ」なんていう使い方ですね。

標準語でも「およそ〇〇ない」(少しも〇〇ない)という使い方がありますが、富士弁での「およそ〇〇ない」は「大抵の場合○○ない」という意味になるわけです。

例えば「およそ面白くない」は標準語では「少しも面白くない」という意味ですが、富士弁では「大抵おもしろくない」になるのです。では又来月お会いしましょう。お楽しみに〜。しぃ〜ゆ〜あげいん♪


今月の富士弁『およそ』⋯なかなか難しい言葉です。でも富士の方はよく使います。私も聞いてて何となく⋯ニュアンス?前後の会話の雰囲気?で理解してるとこあるかもしれません。それにしても石川先生のアイス数回分け食べ癖には困ってます。好きでないなら食べかけないでそのまま私にくださいよ!と言いたい。その真逆なのが「アイス早食い女王」の加藤さん!それこそ「秒」でアイス食べますから。私が3〜4口位食べたところで、「ごちそうさま〜」と毎回言ってます(笑)

心ほっこり』とは、弊社が毎月発行している 月刊ニュースレターで、家づくりのお得な情報から生活情報、スタッフ手書き(本音がチラホラ??)などなど様々なコーナーがあります。

 『富士弁講座』は、平成27年7月号-Vol.101-より新コーナーとして連載が始まり、令和7年ですでに110回を超える大人気コーナーに成長しています。

最新号をHPでも掲載しておりますが、このブログでも少しずつご紹介させていただきます。掲載時の時事ネタなども話題にされており、「そう言えば、あの頃そんなことがあったよね」と懐かしみながらお読みいただければ幸いです。 

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