渡邉 雅代 自己紹介へ

【氷室】

2021/07/09(金) 日々のこと

小暑を過ぎ、いま季節は、七十二候で言うところの「温風至(あつかぜいたる)」。
湿った風が肌にまとわりつき、なんとも蒸し暑い季節になりました。

冷蔵庫などなかった時代、氷は大変な貴重品。冬に切り出した天然氷は氷室に蓄えておき、夏になると宮中に献上されていたそうです。氷を模したお菓子「御所氷室」です。純白のすり琥珀は、外はサクッと、中は柔らかな食感。冷やしていただくと、ことさら涼味を運んでくれます。
小豆が入っているのは、魔除けでしょうか?古来、赤色には邪気を払う霊力があるとされていたと聞いたことがあります。

例年東海地方の梅雨明けは7月19日ごろ。今年はどうなるのでしょうか?梅雨が明けると夏本番ですね。
心ほっこり小川編集長の話では、今年の夏は7月下旬と8月下旬、2度暑さのピークが来るとか。時節柄、皆で集まって暑気払いと言うわけにはなかなかいきませんが、どうかくれぐれもご自愛くださり、お元気に今夏をお過ごしいただきたいと存じます。

 ※2度暑さのピークについて詳しくは、今月の『〈7月号〉心ほっこり“社員の手書きシリーズ”』の前文をご覧ください。それにしても…「ダブル高気圧」からトイレットペーパーの“ダブル”にまで話題がおよんでいるのには、さすが編集長!!

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管理部 渡辺雅代

 

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