2020年6月:【ウィズ・コロナ】

みなさん、こんにちは渡邉です。

ここ富士市では最近は、飲食店なども客席の間隔は空けながらではありますが、通常営業に近い状況になり、少し活気が戻ったように感じています。

しかし、新型コロナウイルス感染症は、治療薬やワクチンが量産されるまでは、アフター・コロナとはなりません。一定収束してもまだ、コロナと共存と考えなくてはいけないと思います。マスクの着用や手指消毒等は忘れずに、第2波に備えていきたいと思います。

弊社では打ち合わせをご希望のお客様には、ご要望に応じてZOOMを使ったWEBミーティング面談いずれも選択できるようにしております。

ご来社いただいて面談にて打ち合わせを行う場合は、打ち合わせ室の机や椅子の消毒部屋の換気スタッフはマスクの着用もさせて頂きます。

また、弊社にご来社いただいた方は、皆様に手指消毒、来社日時や氏名の記入、非接触体温計にて検温もお願いしています。

建築現場では、手指消毒液の設置マスクの着用作業員同士の距離確保窓開けの実施など三密対策(密集・密接・密閉対策)を徹底しております。

来社での打ち合わせでも建築現場でも『安全・安心』を心がけております。

さて、今月号の「ひげ日記」は、ウイズ・コロナ時代の家づくりの変化についてお話させて頂きたいと思います。

 ■プランについて

「家に帰ったらまず手や顔を洗い、すぐに着替えてシャワーを浴びたい。」こういう方が増えていると思います。

そんな方には、玄関のすぐ近くに洗面台など手を洗う場所を設け、ウイルスを家の中に持ちこまないようにする。近くにトイレを設置すれば、トイレの手洗いと兼用できます。

また玄関やシューズクロークにコートや上着掛けを設置して菌を持ち込みにくくする。宅急便などの荷物を直接受け取る必要の無い宅配ボックスの設置も増えそうです。在宅勤務が増えるとテレワークができ、仕事で使う書類や資料などの収納付きの書斎があると便利です。

 ■水栓について

コロナウイルス対策で手を洗う機会が増え、自宅でも水栓レバーを触らずに手洗いしたいと思った方も多かったと思います。

そんな方にはセンサーに手をかざすことで水の止水・吐水をコントロールできる「センサー水栓」がお勧めです。

また、ひじや腕、手の甲で水栓をタッチすると水の出るタッチ式水栓や、足のつま先で押して、吐水止水のできるフットスイッチ水栓、そのほか水栓を押すと一定時間吐水して自動的に止水する自閉水栓などもあります。

 ■抗ウイルス仕様

たとえば清掃後万一の拭き残しや清掃後にウイルスが付着した場合でも、ウイルス数を減少させる「抗ウイルス機能」を付加した建材蛍光灯などの照明が当たると触媒作用が働き、付着したウイルスを炭酸ガスや水に分解する「可視光型光触媒」の機能を持った建材などさまざまな機能付き建材が発売されています。

壁や天井に使用するクロスには、抗ウイルスや抗アレルの壁紙があります。また、食中毒菌の毒素やSARS(新型肺炎)ウイルスさえも99.9%以上の確率で不活性化することができる『光触媒』の機能を使った空気清浄機などもあります。

これらの多くは、新築の場合だけでなく、リフォームやリノベーションでの場合でも対応可能です。

 ■さいごに

コロナウイルスの特効薬ができるまで、ずっとステイホームという訳にはいきません。できる限りの予防や対策を取って、社会活動を再開する段階に来ていると思います。

富士市では、ずっと感染者の報告はありませんが、用心に越したことはありません。

皆で力を合わせ、注意しながらこの難局を乗り越えていきましょう。今回ご紹介した商品を、この新聞の記事でもご紹介していますので、是非そちらも併せてご覧ください。それではまた来月、お会いしましょう。

それではまた、来月お会いしましょう

㈱建築工房わたなべ 代表取締役 渡邉 泰敏