小川 薫 自己紹介へ

【旬を食べよう《5月》】

公開日:2025/05/17(土) 更新日:2025/05/16(金) 日々のこと情報発信

■うすいえんどう

関西地方で春になると食卓に登場する豆ごはんに使われているのが「うすいえんどう」。えんどう豆の一種で、さやの中にぎっしり詰まった未成熟の豆を食べる「実えんどう」です。主産地は和歌山県で、主に関西で食べられています。グリ-ンピ-スよりも皮が薄く、でんぷん質でほくほくしているのが特徴。タンパク質、炭水化物、ビタミンB群、カロテン、食物繊維、鉄分など多くの栄養素が含まれ、彩よく、さまざまな料理に使われています。

「うすいえんどう」・・・私はこの名前を始めて聞きました。早速調べてみると、この名前は皮が薄いから「うすいえんどう」ではなく、栽培されたのが「大阪府羽曳野市碓井」なので「うすいえんどう」という名前になったそうです。もし漢字で書いたら「碓井えんどう」ってことですよね。
5月4日の緑の日は「うすいえんどう」の日でもあるそうで、この日に豆むき大会等のイベントも開催されているようです。
我々関東の人間は豆ごはんには”グリ-ンピ-ス”とか”さやえんどう”とか呼ばれる豆を使うと思うのですが、それに比べると”うすいえんどう”は甘みはちょっと少なめですが、グリ-ンピ-ス独特の青臭さが無くほくほくしているのだとか。ス-パ-でもし”うすいえんどう”を見つけたらぜひ買ってきて大好きな豆ごはんを炊いてみようと思います。さてさてグリ-ンピ-スの豆ごはんとどう違うのでしょうね?どっちが私好みの豆なのか・・・ちょっと楽しみです。
心ほっこり編集室:小川 薫