■小さな庭を作る予定ですが、何を植えたらいいか迷っています。

【A】

それでは、家族の『シンボルツリー』を一本植えてみてはいかがでしょうか?

家族の成長と共に少しずつ大きくなる木は、道行く人にも季節をアピール、街の風景も作ります。

例えば、「エゴノキ」。落葉樹は、芽吹いてくる楽しさや落ち葉の情緒を楽しむことができると同時に、夏には木陰をつくり、冬は葉を落とした枝の間から陽射しを室内に届けてくれます。

他にも、美しい樹形の「ヒメシャラ」、珍しい花が咲く「ヒトツバタゴ)別名:ナンジャモンジャノキ)」、萌芽力が強い「トネリコ」などがおすすめです。

毎年シンボルツリーの前で家族写真を撮ってみてもいいですね。 

 

「エゴノキ」

果皮を食べると苦味が強く、喉に”えぐみ”を感じる事からついた名前です。

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「ヒメシャラ」

赤くてすべすべした幹を持っているのが特徴。可愛いらしい花が咲きます。

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「ヒトツバタゴ」

別名:ナンジャモンジャノキと何で呼ばれるようになったのかは諸説あるそうですが、昔水戸黄門様が、将軍に「あの木は何か?」と聞かれ、答えがわからなかったのでとっさに「ナンジャモンジャノキ」と答えたという説が有力だとか。

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「トネリコ」

 樹皮に付着している”イボタロウムシ”が分泌する「蝋」を敷居等に塗って滑りを良くしたことから、「戸に塗る木」→トネリコとなったそうです。