滝下木工所

■滝下木工所:【滝下 良三】

お世話になっております。滝下木工所の滝下良三です。
私の家族は、私と長女夫婦、次女、孫二人の六人暮らしです。

 私は子供の頃から物作りが好きで、この道に入りました。山梨県身延町を出て、吉原市津田(現富士市)の小川建具店に弟子入りして早40数年(独立して11年)が経ちました。
私が弟子入りした昭和40年代は、景気が良く、朝7時半から夜は11時までの残業の毎日で、休日といえば第一と第三日曜日位の辛い毎日でしたが、今思えば本当に良き時代でした。
40年前に比べ、建具の造りや建具材も変わりました。機械化も進み、建具金物も次々と新しい物が出来、創意工夫の毎日でもあります。

 建築工房わたなべ様には、十数年お世話になっております。私もまだまだ頑張りたいと思っておりますので、今後共宜しくご指導お願い致します。

心ほっこり編集室コメント
そうでした、そうでした。私が入社した頃は建具屋さんは「小川建具店」でした。師匠の小川茂さんに「同じ苗字だね」って言われたのを覚えています。
建具には、既製建具と造作建具があって、それぞれの良さがあると思いますが、やはり造作建具には既製建具とは、また一味違う個性や、味、温かみがあります。
 滝下さんの造られる建具(作品ですね)には、滝下さんの思いを、私はいつも感じていますよ。小さい頃から物作りが好きだったと書かれているのを読み納得しました。
滝下さんは、いつもみんなから「よっちゃ~ん」と呼ばれているので「りょうぞうさん」ではなく「よしぞうさん」ですよね?えっ、「よしみさん?」どっち?