2019年9月:【税率の境界線】

 みなさんこんにちは、渡邉です。

 暑さもだいぶ和らぎ、朝夕は涼しくなってきました。夜寝るときにもエアコンを付けなくても快適な日が続き、いよいよ秋の到来です。

 さて10月より消費税が10%となります。でも10月1日の0時からすべての場面で消費税の税率が一斉に切り替わるわけではありません。例えば9月30日の夜中にコンビニに行って、ビールとおつまみなどを買っていた場合、会計の途中で午前0時になったらどうなるのか?

 など素朴な疑問がわいてきました。夜中は寝ているという方にはどうでも良い情報ですが、すこし気になったので増税のタイミングについて、いろいろ調べてみました。

■コンビニ

コンビニ大手3社では、最初の商品のバーコードをスキャンした瞬間の税率が適用されるそうです。つまり最初の商品のバーコードスキャンが9月30日の23時59分までなら、会計の途中で午前0時を回ってもすべての商品が8%となるそうです。

■ファミレス

ガストやジョナサンを傘下に持つすかいらーくHDでは、10月1日の0時を過ぎて落ち着いたあたりで店内のお客様に一度会計をお願いし、それ以降の注文は10%の税率を適用するとのことです。

■電車等

JR各社と私鉄各社は消費税増税に伴う値上げを申請しており、認可される見通しとの事です。9月30日をまたい

■定期券・特急券・航空券

9月中に購入した場合は、10月以降に使っても8%

■映画館・美術館・遊園地の前売りチケット・入場券

9月中に購入すれば10月以降に使っても8%

■自動車購入

契約日で無く、納車日が10月1日以降なら10%

■電気料金・ガス料金・水道料金

10月の検針日までの料金は8%(隔月検針の場合は11月分まで8%の場合もある)

■NHKの受信料

料金の改定は無く、値上げ無し

■自動販売機

軽減税率の適用で主要各社は値上げ無し

■国内ツアー

出発日で決まるので9月末発のツアーは全日程分が8%。ただし、10月1日以降出発のツアーは9月中に購入しても10%の消費税がかかる。(JTB広報室)とのことです。

■さいごに

 前回の増税時には大手スーパーやドラッグストアー、家電量販店では大規模なセールを実施しました。そう考えると増税前に買った方が得なのか、増税後のセールで買った方が得なのかわからないものも沢山あります。

 しかし、セール対象にはなりにくい、映画館や遊園地の前売りチケットや航空券など、実際に使うのが10月以降でも9月中に購入すれば、8%のもので、利用が確定しているものは9月中に購入しておくのがお得です。

 また、タバコも10月1日よりの値上げが予定されています。セブンスターやピース、メビウスは10円値上げ。ラッキーストライクボックスのように20円値上げの銘柄もあります。また、電子タバコのアイコス・スティックも500円より520円に値上げされるようです。プルーム・テックも10円の値上げ。いろいろ調べましたがHEETS(ヒーツ)についての記載は見つけられませんでしたので、470円のままかもしれません。

 いずれにせよ愛煙家の皆さんは9月末にすこしまとめて購入しておいた方が良いかもしれません。

 私は9月末に、ビールなど軽減税率の対象にならないお酒、そして10月1日より値上げになるたばこを少し多めに買いだめしようと思っています。
 いよいよ来月より消費税増税です。今回の増税では軽減税率やポイント還元など複雑な事柄も多く、とてもわかりにくい制度となっています。しばらく混乱するかもしれませんが、制度を正しく理解して賢く対応しましょう。

 それではまた来月お会いしましょう。

㈱建築工房わたなべ 代表取締役 渡邉泰敏