2013年11月:【「1粒 100円!」の高級ガム】

 皆さんこんにちは、渡邉です。あっと言う間に、もう11月。最後の2ヶ月間精一杯頑張って、年末には良い一年だったと思えるようにしたいと思います。

 さて、私事ではありますが、ただいま【禁煙中】です。そんな訳で大変申し訳ありませんが、今月号のひげ日記ではこの禁煙について書いてみたいと思います。タバコをやめたい方、また家族の誰かにタバコを止めさせたい方にしか参考にならないかもしれませんがご容赦下さい。

 私はヘビ-スモ-カ-で、1日にタバコを40~50本位吸っていました。そんな私が9月中旬にお医者さんから、このままタバコを吸い続けると将来COPD(慢性閉塞性肺疾患)になる可能性が高いという様な事を言われたのがきっかけで、禁煙を始めてみました。禁煙外来も受けようと思ったのですが、病院で聞くとずいぶん先にならないと予約できない状況だったという事もあり、自力で禁煙を開始しました。

 私が禁煙を始めたのは、9月30日の午後5時。本日で禁煙36日目です。この間1本もタバコを吸っていません。我ながら良く頑張っていると思います。禁煙開始時には、飴や禁煙パイポ、ニコチンガムなど口の寂しさを紛らわせてくれそうな物をいろいろ買いそろえました。いろいろ試した結果、この中ではニコチンガムが私には合っているようで、タバコを吸いたくなるとこのニコチンガムをかんで、吸いたい気持ちを紛らわせています。

■禁煙の薬「飲む」「貼る」「かむ」

 お医者さんから頂いた「ニコチン依存症を知っていますか?」という資料によりますと、現在禁煙のための薬には、3つのタイプがあるようです。

1)「飲む」タイプ ニコチンを含まない飲み薬。
1日2回、食後にこれを飲みます。この薬を飲んでいるときにタバコを吸うとタバコをまずく感じるというものらしいです。この薬の長所は、要件を満たすと健康保険等が適用になる。飲むだけなので簡単。ニコチンを含まないという事です。

2)「貼る」タイプ ニコチンパッチというニコチンを含んだシ-ルを1日1回、腕などに貼るものです。
薬局・薬店などで購入するタイプと医師に処方してもらうタイプがあります。長所は人に気づかれない。医師に処方してもらうタイプは、要件を満たすと健康保険等が適用になることです。

3)「かむ」タイプ 私が現在愛用しているニコチンを含んだガムです。
かむと確かにニコチン感があり、吸いたくなったときにいつでも使用できるメリットがあります。しかし残念なのは、健康保険等の適用が無く、金額が高い事です。ガム1粒で100円近い金額です。 禁煙の成功率が最も高いのが「飲む」タイプ、続いて「貼る」タイプ、そして最も低いのが「かむ」タイプのようですが、私には定期的に飲んだり、毎日貼ったりというものより、タバコを吸いたくなったらガムを噛むというスタイルが合っているような気がします。

■スマートフォン用禁煙支援アプリ

 また禁煙支援のスマ-フォン用のアプリもあります。禁煙開始日や吸っているタバコの銘柄、一日に吸っている本数などを入力しておくと、毎日いろいろな事を表示してくれます。例えば禁煙により節約できた金額、吸わずに済んだタバコの本数(これを見ると意外とびっくりします。なんと既に1,600本を越えています)、更に摂取せずに済んだニコチンやタ-ルの量、毎日励ましの言葉も表示します。

■禁煙サポートサイト

 禁煙サポ-トのウエブサイトをご紹介します。http://www.sugu-kinen.jpです。パソコンやスマ-トフォンで「すぐ禁煙」と検索すると見つかります。このサイトでは禁煙のための各種情報のほか、禁煙外来で健康保険が使える要件や近くの禁煙外来をやっている医療機関なども探せます。

■禁煙は病気

 喫煙は、ニコチン依存症という病気だそうです。風邪を意志の力で治せないのと同じように、病気であるニコチン依存症を意思の力だけで治すことは難しいと考えたほうが良いようです。禁煙治療は一定の要件を満たせば健康保険等が適用になるので、禁煙を考えている方は医師に相談するのが近道だという事です。

私の場合、現在のところ無事に禁煙を続けていますが、心配なのはこれからの季節です。忘年会そして新年会と飲む機会が多くなるので、なんとかここを乗り越えて無事に禁煙を続けたいと思っています。初めての禁煙挑戦、なんとか無事にゴ-ルにたどり着きたい!!

それではまた来月、お会いしましょう。

㈱建築工房わたなべ 代表取締役 渡邉泰敏