■先輩たちの”失敗”から学ぶ!よくある失敗ランキングTOP5!
【後悔しない家づくり】
先輩たちの「やっておけばよかった…」失敗談TOP5から学ぼう!
◆ このコラムのまとめ
マイホームは人生の中でも大きな買い物のひとつ。でも、建てた後に「こうすればよかった…」と後悔している人が意外と多いのです。
実は、その多くが事前の準備や想像力の不足によって起きているものばかり。
このコラムでは、実際に家を建てた人たちのリアルな「失敗談トップ5」をご紹介しながら、失敗しないためのポイントをわかりやすく解説します。
これから家づくりを考えている方にとって、大きなヒントになるはずです。
◆ 目次
1.収納が足りない・・・「しまうモノ」の想定不足
家が完成してから「収納が足りない!」と気づく人は非常に多いです。
たとえば、
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洗面所にタオルを置く棚がない
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子どものおもちゃが散らかる
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キッチンがモノでごちゃごちゃする
など、「置き場所がない」「収納スペースが足りない」という声が多数。
これは、設計段階で実際の暮らしを具体的にイメージしていなかったことが原因です。
収納は「見た目」よりも「中身」が大切。どんなモノを、どこに、どのくらいの量しまいたいかを事前にリストアップしておくことが、後悔を防ぐコツです。
2.暮らしづらい・・・生活パタ-ンを無視した間取り
一見おしゃれな間取りでも、実際に住んでみると「暮らしにくい」と感じるケースは少なくありません。
たとえば、
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洗濯機から物干しスペースまで遠い
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買い物から帰ってきて、玄関からキッチンが遠い
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トイレが寝室のすぐ横で音が気になる
など、日々の動き(生活動線)を考えずに間取りを決めてしまったことで、不便さが生まれるのです。
家族の1日の動きを細かく書き出してみると、暮らしやすい間取りが見えてきますよ。
3.夏暑くて冬寒い・・・断熱や窓の工夫不足
「新しい家なのに、エアコンの効きが悪い」と感じる人も少なくありません。
その原因の多くが、断熱性の弱さや窓の位置・サイズの工夫不足です。
特に大きな窓をたくさん設けた場合、見た目は良くても夏は暑く、冬は冷気が入りやすくなります。
また、風通しや日当たりも暮らしやすさに大きく影響します。
家の性能は、見えない部分にこそ差が出るもの。価格だけで判断せず、住み心地の良さを考えて断熱材や窓の設計にもこだわりたいですね。
4.外構は後回し?・・・予算配分の落とし穴
「庭や駐車場はあとで考えればいいかな」と後回しにした結果、最終的に予算が足りなくなって、外構工事が十分にできなかった…という後悔もよくあります。
家本体にお金をかけすぎると、外構(エクステリア)にまわせる資金が残らず、
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駐車場が使いにくい
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植栽や目隠しができず丸見え
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雨の日に泥が跳ねて外壁が汚れる
など、暮らしに直結する問題が発生します。
外構も家の一部として、初めから予算に組み込んで計画を立てておくことが重要です。
5.言ったはずなのに・・・要望が反映されない理由
「この場所にコンセントを付けてほしいって言ったのに…」・「こっちは引き戸にしてほしかったのに…」
こんなふうに、打ち合わせで話した内容が家に反映されていないというケースもあります。
原因の多くは、要望が口頭のみで、きちんと文書に残されていなかったこと。
人の記憶はあいまいですし、担当者が途中で変わることもあります。
だからこそ、希望や変更点はしっかりと書面で共有することが大切です。
遠慮せず、わからないことや不安な点は何度でも確認しましょう。
6.家づくりを成功させるカギは「事前準備」と「共有」
今回ご紹介した失敗談の多くは、家を建てる前にしっかりと準備をしていれば防げたことばかりです。
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「こんな暮らしがしたい」
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「これだけの収納が必要」
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「生活の動線はこうしたい」
といったイメージを、できるだけ具体的に描くこと。
そして、その想いをしっかりと伝え、共有できるパートナーと出会えることが、家づくりを成功に導く最大のポイントです。
7.あなたの「理想の暮らし」を聞かせてください
家は「建てること」自体がゴールではありません。
そこでどう暮らすか、どんな日常を過ごすかが本当の目的です。
私たちは、お客様一人ひとりの「理想の暮らし」と、現実との間に立ち、丁寧に橋をかけるサポーターでありたいと考えています。
ぜひ、あなたの思い描く暮らしについて、少しだけお聞かせいただけませんか?
その一歩が、後悔しない家づくりへの第一歩になるはずです。

