2026年03月:【花粉シ-ズン対策法】
皆さまこんにちは、渡邉です。気付けばアッと言う間にもう3月です。日に日に暖かさも増し、朝晩の気温もあがり春が近づいている気配を感じます。
さて、今年も花粉が飛散し始める時期がやってきました。昨年の猛暑の影響で、今年の飛散量は全国的に例年よりも多いと予想されています。年々、花粉症の患者数は増えており、花粉シーズンになると多くの人が、せきやくしゃみが止まらないとか目が痒くなるといった症状に悩み、花粉が付着するので洗濯物を外に干せない等、日常生活にも影響を与えています。そこで今月号の「ひげ日記」はダイキンや第一三共ヘルスケア等の資料等を参考に、花粉シーズンを乗り切る対策法のご紹介をさせていただきます。
◇花粉の症状を抑えるためには
花粉の症状を抑えるには、なるべく鼻から吸い込んだり、目に入れないことです。そのためには、マスクやメガネの着用が防御に効果的です。花粉用マスクがおすすめですが、通常のマスクでも鼻の中への花粉の数は3分の1以下になり効果があります。そして帰宅後は洗顔、手洗い、うがいを行い、できれば早めに入浴して付着した花粉を洗い流しましょう。
◇室内に花粉を持ち込まない
主な室内への花粉の侵入経路の約60%が窓や換気など、つづいて約37%が洗濯物や布団干しによって、帰宅時の衣服や髪からが約3%となっています。花粉シーズンに洗濯物を外に干すなら、花粉が少ない午前中がおすすめです。天気の良い日は午前10時くらいまで外に干し、その後は室内に取り込んで部屋干ししましょう。
朝から雨が降っている日は花粉が少ないので、窓開け換気もおすすめです。10センチ程度の窓開けや換気扇の利用なら、花粉が室内に入ってくるのを抑制します。
花粉は衣服や髪に付着します。外出時は家に入る前に玄関先でしっかり花粉を落としましょう。そして花粉飛散の多い時間帯(昼前と夕方)の外出は避けましょう。花粉を持ち込みやすいのは凹凸が多く花粉が付着しやすいウールの衣装です。綿やポリエステルなどの化学繊維には花粉が付着しにくく、花粉も落ちやすいです。花粉の季節のおすすめのファッションは、帽子を被って髪の毛をガード。長い髪はまとめて表面積を小さくする。可能なら花粉症用のメガネの着用。花粉は下のほうに多く付着するのでボトムは短めがおすすめです。静電防止スプレーも効果があります。花粉が付きやすい上着などは、玄関近くに収納し、室内に花粉をまき散らさないようにしましょう。
◇室内の花粉を素早く除去する
花粉は粒子のため、床や地面に落ちてきます。掃除機の利用で良いので床をこまめに掃除することが重要です。空気清浄機は床面付近に置くのが効果的です。玄関や部屋の出入り口近くに置くと高い効果が得られます。また空気清浄機の吸い込み、吹き出しを妨げないようにすることで、部屋の中に空気の流れが生まれ、部屋の空気を効率よくきれいにします。エアコンのある部屋の場合はエアコンの対角上に置くと、エアコンの気流との相乗効果で部屋の空気の流れが良くなり、さらに効率よく空気をきれいにすることができます。
◇さいごに
第一三共ヘルスケアの2024年2月の情報によりますと、全国47都道府県を対象に花粉症に関する調査を実施したところ、花粉症持ちが多い都道府県の第1位が静岡県です。なんと74%の人が花粉症を発症した経験があると回答しました。全国平均で55.1%と全国でも2人に1人が花粉症持ちという結果でした。
私は花粉症では無いので、実際の苦しさはよくわかりませんが、花粉症の人の話を聞くと鼻水でティッシュが手放せなかったり、目がかゆかったりとかなり大変なようです。
家づくりでの注意点としては、花粉を家に持ち込まないようにシューズクローゼットを設置し上着を脱いでそのまま吊るしておけるようにする。また帰宅後すぐに手洗いや洗顔、うがいのできるよう洗面化粧台等を玄関近くに設置する。ランドリールームを設置して花粉の時期は部屋干しだけにする。
空気の質を高めるように、吸気口には高性能フィルターを取り付ける。高気密・高断熱住宅とするなども効果的だと思います。床材も花粉が舞い上がりやすいカーペットは避け、水拭きしやすいフローリングにするなどもおすすめです。これからがいよいよ花粉症の本番となります。可能な範囲でできる対策を行ってください。
今回の記事が少しでも皆様の参考となればうれしいです。それではまた、来月お会いしましょう。
株式会社建築工房わたなべ 代表取締役 渡邉泰敏