■おひさまエコキュ-ト

■「おひさまエコキュ-ト」とは

おひさまエコキュ-トロゴヒ-トポンプ技術を利用し、空気の熱を圧縮し高温にしてお湯を作るのが「エコキュ-ト」です。発売から20年経ちました。
「おひさまエコキュ-ト」は、仕組みは変わりませんが、太陽光発電システムで作ったエネルギ-を自家消費する昼間沸き上げをメインにしたエコキュ-トの事です。

空気の熱だけでなく、太陽光発電システムの電力を利用してお湯を沸すため、従来のエコキュ-トよりもランニングコストの節約が出来るのが「おひさまエコキュ-ト」です。
これまでは、深夜の安い電力を利用してきましたが、深夜の電力も以前ほど安くなくなりました。また、太陽光発電システムの余剰電力買取価格も年々下がり、2023年度は16円/kwhとなります。もはや、発電した電気は売るのではなく、自ら使い、その分購入電力を減らす方が得なのです。これらを踏まえ登場したのが「おひさまエコキュ-ト」なのです。

 

■従来のエコキュ-トと「おひさまエコキュ-ト」の違い

従来の「エコキュ-ト」は深夜にお湯を沸し貯湯タンクユニットに貯めておき、必要に応じて各所に給湯するのですが、使い過ぎると湯切れを起こし、電気料金の高くなる昼間にお湯を沸すリスクがありました。

 

「おひさまエコキュ-ト」は、太陽光発電の余剰電力、もしくは契約している電力を活用して、昼間に沸き上げを行うのが「おひさまエコキュ-ト」です。

 

■「おひさまエコキュ-ト」のメリットは?

・外気温の高い昼間に沸きあがるので、必要な電力量が少ない。  

・タンクの放熱ロスが少ない。

従来のエコキュ-トは、夜11時~朝7時までにお湯を作り貯湯タンクユニットに貯めて必要に応じて各所に給湯していました。でも使いすぎると湯切れを起こし電気料金の高くなる昼間にお湯を沸すリスクがありました。また、普通の家庭では風呂に入る時間は20時前後が一般的。「おひさまエコキュ-ト」だと、設定にもよりますが16時頃までにお湯の沸き上げを終了するので、風呂に20時に入るとすると放置する時間は4時間。放熱ロスが少なくなるというわけです。

 

■「おひさまエコキュ-ト」の注意点

・太陽光発電システム必須である。

・太陽光発電システムの余剰電力が足りない場合は通常の電力を使用する。

・販売をしているメ-カ-が限られている。(2022年12月現在:ダイキン・パナソニック・コロナ・三菱)

・現時点で契約できるプランが限られている。

・お得な料金プラン「くらし上手」が選べるのは東京電力のみ。
 ※東京電力の「くらし上手」については、こちら